週刊少年サンデー15号
2014 / 03 / 12 ( Wed )
こんにちは。
まだゲッサンのレミゼ感想も書けていないのに最新号が出てしまいショックを受けております。
『タケヲちゃん物怪録』の展開が超トキメ気(※と、無理やり今週のサンデー感想に絡める)に溢れていて悶え転がりました。みんな読むといいよ……!!!
話がずれましたが、サンデー15号の感想です。ざっくり簡易版で。
まだゲッサンのレミゼ感想も書けていないのに最新号が出てしまいショックを受けております。
『タケヲちゃん物怪録』の展開が超トキメ気(※と、無理やり今週のサンデー感想に絡める)に溢れていて悶え転がりました。みんな読むといいよ……!!!
タケヲちゃん物怪録 5 (ゲッサン少年サンデーコミックススペシャル) (2014/01/10) とよ田 みのる 商品詳細を見る |
話がずれましたが、サンデー15号の感想です。ざっくり簡易版で。
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銀の匙
一読目、ずっと新キャラの新入生ちゃんを男の子だと思っていたのですが、よくよく読み返してみたら女生徒たちの列に並んでいるうえに登場時からちゃんとスカートをはいていたことに気がついて、衝撃を受けました。
女の子だったのか……よく見ると可愛い……。
可愛いといえば
八軒実家に飾られているうさぎの悩殺率が100%なんですが。
なんすかねこれ。可愛いだろ。可愛いだろ!!
クロノ・モノクローム
対局時計はナルホドでした。
既に技術を持った熟練職人よりも、こういう発想を持っている見習いに世界を見せてあげたくなるのは分かるなあ。
しかし、
>「貧相なウサギなら、クソ犬と組むにも問題あるまい。」
さすがだぜケンペレン!
いやはや、ウサギとか犬とか「オズの魔法使い」さながらの欠けたものを探すワールドツアー@ケンペレンと下僕たちになりつつありますね。
あ、じゃあアントンは何だっけ。
よく吊るされているってことは、ミノムシでしたっけ?(哺乳類ですらない!)
NOBELU―演―
こうきたか。
なるほど。
これは面白いです。
毎回毎回、しっかりと意表をつきつつ期待を裏切らず、試練を与えてかつストレスばかりにならない。職人芸です。
面白さに拳を握りつつ、展開の転がし方の巧みさには、震えが来ますね。
*
それにしても、
>「一度消えた華は戻らない。考えても無駄だ。思考は感性の敵だからだ。(略)実際、そんな事は難しい。人は考える生き物だからだ。だから子役の演技は大人を圧倒する。所詮、大人は考え、技術で近づけるから鑑賞用を超えない。」
すっごいセリフ書きますな。
グサグサくる。
女子高生刑事 白石ひなた・特別編
次々と的中する先週の推理に震えが隠せませんにょーヽ(・∀・) ノ
イヤッホーウ!!!
あのですね、何がこの作品で楽しいかっていいますとね、ちゃんと解けることなんですよ。
それも、適当なあてずっぽうではなく、非常にフェアに散りばめられた伏線をもとに、頭を使って、手を動かして、調べていけば、正解にかなり近いところにまで自力で辿りつけることなんですよ。
この、
ちゃんと「手がかりが手がかりとして提示されているフェアさ」という要素がきっちりしているって、推理漫画というジャンルにおいてはかなり珍しいことだと思うのです。
今回の事件における鍵は『植物』です。
謎解き上の【鍵】は『オニグルミ』。
正確には「オニグルミに付随する、アレロパシー効果と果皮のタンニン」という要素が謎解きのための【鍵】です。
ここで、単に「オニグルミが群生している」というだけの情報を出して「ほらほら、伏線を提示してたでしょ!でね、実はーオニグルミにはアレロパシー効果って言うものがあってね、頭のいい拝田さんはそのことを知っていたのだ!!」というやりかたを、早坂先生はしないんですよ。
それでは読者に対してフェアな伏線ではないんです。
ちゃんと、「アレロパシー効果」という言葉を説明しておき
「オニグルミ」と、それを踏んだ時の「しみになる」過程を物理的証拠になるように残しておく。
これらをバラバラの情報として、しかし分かりやすい形で正々堂々と提示していました。
その、バラバラだった「オニグルミ」と「アレロパシー」と「タンニン」を関連付けて謎に迫っていくこと……これこそが、【謎解き】なんです。
もうひとつの【鍵】は『アダムとイブ』。
こちらも実は先週調べたんですが、あまり詳しい情報がヒットしなくて結局よく分からなかったんですよね。
ですが、この植物は、謎解きの【鍵】としての重要度はあまり高くありません。
「物語を構成するための【鍵】」なのです。
謎解きは拝田さんの役割ですが、この物語は常に、頭脳パズルだけでは終わりません。
そこも好きなんです。
「アダムとイブ」の物語を中心軸に、「男と女の在り方」について犯人と主人公側の対立を描く。
そして、この「物語として犯人を問い詰める」のは、大人しくて地味で、拝田さんの心臓を移植されるまでは毎日「死」を間近に感じながら生きてきていた、一生懸命で小さな女子高生のひなたちゃんではければいけないのです。
謎は解けても、その上で物語としても楽しめる。
さ、最高………!!大好き……!!(枕壁パンチ)
いろいろぐだぐだ書いてきましたが、要は、まとめれば一文です。
作品全体から、ミステリーというジャンルを扱うことへの敬意を感じるところが、大好きなんです。
いやー楽しめました。
増刊の本編も楽しみです。
はやく4巻も出てくれないかなあ。
お薦め!
ファンタジスタ ステラ
>(この顔…どっかで見た事がある…憂いに満ちた目…自信なさげで…何かに怯えてる表情…)
> ハッΣ(´Д` ) (いつもの僕か!!)
ルイルイwwwwww
AREA D 異能領域
>「この子を助ける以上に大事なことが今あると思うか?」
エリアDのロリ特化型落とし神、その名もカザラギ・ジィンンンンッ!!!
みたいな気分に。
ジンさんマジ……マジ……。
散々ゴズと双子の絆を前半で描いておきながら、たった一コマのマジ顔でゴズさんの幼女は渡さない心理障壁を突破してしまうジンさんマジ……。
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次号は西森先生原作の新連載ですかー。
う、ううう。買うかどうか迷う。
銀の匙
一読目、ずっと新キャラの新入生ちゃんを男の子だと思っていたのですが、よくよく読み返してみたら女生徒たちの列に並んでいるうえに登場時からちゃんとスカートをはいていたことに気がついて、衝撃を受けました。
女の子だったのか……よく見ると可愛い……。
可愛いといえば
八軒実家に飾られているうさぎの悩殺率が100%なんですが。
なんすかねこれ。可愛いだろ。可愛いだろ!!
クロノ・モノクローム
対局時計はナルホドでした。
既に技術を持った熟練職人よりも、こういう発想を持っている見習いに世界を見せてあげたくなるのは分かるなあ。
しかし、
>「貧相なウサギなら、クソ犬と組むにも問題あるまい。」
さすがだぜケンペレン!
いやはや、ウサギとか犬とか「オズの魔法使い」さながらの欠けたものを探すワールドツアー@ケンペレンと下僕たちになりつつありますね。
あ、じゃあアントンは何だっけ。
よく吊るされているってことは、ミノムシでしたっけ?(哺乳類ですらない!)
NOBELU―演―
こうきたか。
なるほど。
これは面白いです。
毎回毎回、しっかりと意表をつきつつ期待を裏切らず、試練を与えてかつストレスばかりにならない。職人芸です。
面白さに拳を握りつつ、展開の転がし方の巧みさには、震えが来ますね。
*
それにしても、
>「一度消えた華は戻らない。考えても無駄だ。思考は感性の敵だからだ。(略)実際、そんな事は難しい。人は考える生き物だからだ。だから子役の演技は大人を圧倒する。所詮、大人は考え、技術で近づけるから鑑賞用を超えない。」
すっごいセリフ書きますな。
グサグサくる。
女子高生刑事 白石ひなた・特別編
次々と的中する先週の推理に震えが隠せませんにょーヽ(・∀・) ノ
イヤッホーウ!!!
あのですね、何がこの作品で楽しいかっていいますとね、ちゃんと解けることなんですよ。
それも、適当なあてずっぽうではなく、非常にフェアに散りばめられた伏線をもとに、頭を使って、手を動かして、調べていけば、正解にかなり近いところにまで自力で辿りつけることなんですよ。
この、
ちゃんと「手がかりが手がかりとして提示されているフェアさ」という要素がきっちりしているって、推理漫画というジャンルにおいてはかなり珍しいことだと思うのです。
今回の事件における鍵は『植物』です。
謎解き上の【鍵】は『オニグルミ』。
正確には「オニグルミに付随する、アレロパシー効果と果皮のタンニン」という要素が謎解きのための【鍵】です。
ここで、単に「オニグルミが群生している」というだけの情報を出して「ほらほら、伏線を提示してたでしょ!でね、実はーオニグルミにはアレロパシー効果って言うものがあってね、頭のいい拝田さんはそのことを知っていたのだ!!」というやりかたを、早坂先生はしないんですよ。
それでは読者に対してフェアな伏線ではないんです。
ちゃんと、「アレロパシー効果」という言葉を説明しておき
「オニグルミ」と、それを踏んだ時の「しみになる」過程を物理的証拠になるように残しておく。
これらをバラバラの情報として、しかし分かりやすい形で正々堂々と提示していました。
その、バラバラだった「オニグルミ」と「アレロパシー」と「タンニン」を関連付けて謎に迫っていくこと……これこそが、【謎解き】なんです。
もうひとつの【鍵】は『アダムとイブ』。
こちらも実は先週調べたんですが、あまり詳しい情報がヒットしなくて結局よく分からなかったんですよね。
ですが、この植物は、謎解きの【鍵】としての重要度はあまり高くありません。
「物語を構成するための【鍵】」なのです。
謎解きは拝田さんの役割ですが、この物語は常に、頭脳パズルだけでは終わりません。
そこも好きなんです。
「アダムとイブ」の物語を中心軸に、「男と女の在り方」について犯人と主人公側の対立を描く。
そして、この「物語として犯人を問い詰める」のは、大人しくて地味で、拝田さんの心臓を移植されるまでは毎日「死」を間近に感じながら生きてきていた、一生懸命で小さな女子高生のひなたちゃんではければいけないのです。
謎は解けても、その上で物語としても楽しめる。
さ、最高………!!大好き……!!(枕壁パンチ)
いろいろぐだぐだ書いてきましたが、要は、まとめれば一文です。
作品全体から、ミステリーというジャンルを扱うことへの敬意を感じるところが、大好きなんです。
いやー楽しめました。
増刊の本編も楽しみです。
はやく4巻も出てくれないかなあ。
女子高生刑事 白石ひなた 3 (少年サンデーコミックス) (2013/11/18) 早坂 ガブ 商品詳細を見る |
お薦め!
ファンタジスタ ステラ
>(この顔…どっかで見た事がある…憂いに満ちた目…自信なさげで…何かに怯えてる表情…)
> ハッΣ(´Д` ) (いつもの僕か!!)
ルイルイwwwwww
AREA D 異能領域
>「この子を助ける以上に大事なことが今あると思うか?」
エリアDのロリ特化型落とし神、その名もカザラギ・ジィンンンンッ!!!
みたいな気分に。
ジンさんマジ……マジ……。
散々ゴズと双子の絆を前半で描いておきながら、たった一コマのマジ顔でゴズさんの幼女は渡さない心理障壁を突破してしまうジンさんマジ……。
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次号は西森先生原作の新連載ですかー。
う、ううう。買うかどうか迷う。
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